結果を見て過程を読み解く。
模写の際、参考の絵は結果で、過程はそこから想像するしかないですよね。
絵の知識が増えれば、過程が徐々に絵から読み取れるようにはなるかもしれないけど、特に初めたばかりの頃はどうやって描いているのかなんてわからない。
この時の「分かんない」ってのは、良いことでも困ったことでもあるかもしれない。
自分にはないものを取り込めるというメリットを含み
過程が分からないから結果の形を真似るしか手立てがないというデメリットも含む。
だから、現状の能力、伸ばしたいものによって選ぶべき絵も違う。
たぶん模写には向いてないイラストもある。
だから、常に絵に対しては「自分はこれ(以上)が描けるのか」という問いと「なぜこの絵は見た人をこういう感情にさせるのか」を投げかける。
そして
・今の自分に足りない、欲しい要素を含む。
・模写で得ることができる。
を満たすことを確認し
ラフ模写、精密模写、部分模写、どのようにするのがベストかを判断する。
こうやって足りないものをとにかく自分に取り込む。
これは、結果への過程が同じ、同一作者でまとめて模写することになりやすい。
そして、描いていくうちにその人の好きなパターンもなんとなく見えてきて、マネできることできないことに気づくことになる。他人を知り自分も知る。これも成長になる。
つまり、今日の話をまとめると、
自分に足りないものを摂取できる方法を
常に探し考え
常に実行する